きょういくそくてい【教育測定】
教育の効果を、数量的、客観的に測定すること。→教育評価
きょういくだいがく【教育大学】
教員養成や教育に関する研究を目的として設置された大学。
きょういくちょう【教育長】
1 教育委員会の権限に属する事務をつかさどる責任者。教育委員長を除く教育委員の中から教育委員会が任命する。 2 平成27年(2015)4月以降は教育委員会の代表者の職名。地方教育行政法の改正に伴い、教育委員長の職務と統合される。新たな教育長は、地方公共団体の首長が議会の同意を得て任命・罷免する。任期は3年。
きょういくちょくご【教育勅語】
明治天皇の名のもとに、明治23年(1890)10月30日に発せられた「教育ニ関スル勅語」。教育の根本を皇祖皇宗の遺訓に求め、忠孝の徳を国民教育の中心に据えた。昭和23年(1948)、国会でその失効および排除を決議した。
きょういくてき【教育的】
[形動]教育上望ましいさま。また、教育しようとする傾向があるさま。「—な配慮」「—な映画」
きょういくてつがく【教育哲学】
教育の諸問題について、哲学的態度と方法によって研究をする学問分野。
きょういくバウチャーせいど【教育バウチャー制度】
《「バウチャー」は引換券・割引券の意》学齢に達した子供の教育費として利用できる引換券を交付する制度。保護者と子供とで希望の学校を選び、引換券を提出、学校は集まった引換券に応じた補助金を受け取る。教育バウチャー。→バウチャー制度 [補説]米国の経済学者が、学校に競争原理を取り入れ、学校格差・教育格差をなくそうという意図から提唱した。英国、米国の一部で実施されている。日本では安倍首相が導入を図ったが辞任で立ち消えとなる。
きょういくはくしょ【教育白書】
文部省が毎年発表した「我が国の文教施策」の通称。学校教育・社会教育・文化施策などについてまとめたもの。文部科学省発足により、内容を改めて文部科学白書へ移行。
きょういくひ【教育費】
1 国および地方公共団体が教育活動のために支出する費用。 2 子女の教育のために支出する個人負担の費用。
きょういくひょうか【教育評価】
児童・生徒の知能・学力・適性・性格・身体・健康などの変化を、教育目的に照らして価値判定すること。これによって教授計画改善や学習の動機づけをし、教育効果の向上を図る。