けいせいそしょう【形成訴訟】
既存の法律関係の変更、または新たな権利関係の発生を判決によって求める訴訟。形成の訴え。
けいせいたい【形成体】
脊椎動物の初期の発生段階で形態形成の中心となる胚域。周囲の胚域に働きかけて、特定の器官の形成を誘導する作用をもつ。オルガナイザー。
けいせいづか【傾城柄】
(「傾城柄を握る」などの形で)遊女遊びに通暁していること。「此の男も—を握ったなれのはてぢゃ」〈伎・仏の原〉
けいせいはんけつ【形成判決】
形成訴訟で、その訴えを認容し、主文で法律関係の変動を宣言する判決。
けいせいまち【傾城町】
遊里。遊郭。いろまち。「—を通れば、やがて衣の袖をひかれ」〈咄・きのふはけふ・下〉
けいせいみょうが【傾城冥加】
1 遊女としてのつとめに励むことで受けられる神仏の加護。「女郎の身では十分にあまるお客、粗末になされたら—に尽きさせられう」〈浮・遊女容気〉 2 遊女の誓いの言葉。どんなことがあっても。「—聞く気でごんす」〈浄・寿の門松〉
けいせいもの【傾城物】
1 歌舞伎の脚本で、名題のあたまに「傾城」「けいせい」などの語を用いたもの。上方狂言に多い。 2 歌舞伎舞踊の一系統。傾城を題材にしたもの。
けいせいりょく【形成力】
形成判決が確定したときに、既存の法律関係の変動を生じさせる効力。訴訟の当事者だけでなく、一般に第三者にも及ぶ。
けいせいかい【経世会】
自由民主党にあった派閥。竹下派、小渕派。昭和62年(1987)に竹下登・金丸信らが田中派の大多数のメンバーを率いて独立して結成。党内最大派閥として影響力を発揮したが、平成5年(1993)に小沢一郎らが離脱して縮小。同8年に平成研究会に改称した。
けいせいふぜん【形成不全】
⇒低形成