げんかいちょう【玄海町】
⇒玄海
げんかいちょちくせいこう【限界貯蓄性向】
所得が増加したとき、その増加分のうちで貯蓄の増加に回される部分の割合。
げんかいなだ【玄界灘/玄海灘】
九州北西部の海域。西は対馬海峡、東は響 (ひびき) 灘に連なる。冬季は風波が荒い。 (玄界灘)金達寿の長編小説。昭和27年(1952)から昭和28年(1953)にかけて「新日本文学」誌に連載。日本の植民統治下における朝鮮の人々の苦悩を描く。昭和29年(1954)刊行。
げんかいひよう【限界費用】
生産量の増加分一単位あたりの総費用の増加分。限界生産費。マージナルコスト。MC(marginal cost)。
げんかいさくげんひよう【限界削減費用】
温室効果ガスの排出量を追加的に1トン削減するために必要な費用。地球温暖化対策の目標値の設定などで用いられる指標の一つ。MAC(marginal abatement cost)。 [補説]日本は、高度な省エネ技術により、既に大幅な排出量削減を実現しているため、今後さらに排出量を削減するためには相対的に高いコストが必要となる。このように、より高いエネルギー効率を達成している国ほど限界削減費用は高くなるが、排出量取引によって限界削減費用の平準化が図れるとされる。
げんかいだんち【限界団地】
住民の約半数以上を高齢者が占める住宅団地。高度成長期に都市近郊に建設された団地に入居した世帯から子世代が独立し、親世代のみが残ったため高齢化が進んだ。建物の老朽化、空室の増加、商店街の空洞化、独居老人の増加、自治会活動の停滞などの問題が生じている。→限界集落
げんかいげんしりょくはつでんしょ【玄海原子力発電所】
佐賀県東松浦半島の西部、東松浦郡玄海町に立地する、九州電力の原子力発電所。四つの炉があり、すべて加圧水型。うち、昭和50年(1975)運転開始の1号機は平成27年(2015)に、昭和56年(1981)運転開始の2号機は平成31年(2019)に廃炉となった。玄海原発。→原子力発電所[補説]
げんかいとうきゅう【限界等級】
天体望遠鏡で確認できる最も暗い星の明るさ。望遠鏡の性能指標の一つ。一般に口径が大きいほど限界等級が暗い。
げんかいにっちょう【限界日長】
植物の日照時間の変化に対する反応で、花芽形成や開花に必要な日長の限界。長日植物の場合はある一定以上の日長、短日植物の場合はある一定以下の日長をさす。