こっかせんりゃくしつ【国家戦略室】
民主党政権が、官邸主導の政策決定を実現するために内閣官房に設置した組織。内閣総理大臣の直属の組織として、経済運営や税財政などの基本方針を策定した。→国家戦略会議 [補説]当初は内閣法を改正し、法的根拠を備えた国家戦略局として設置する予定だったが、法改正が行われず、平成21年(2009)に内閣総理大臣決定により国家戦略室として発足。平成24年(2012)12月、自民党・公明党連立政権の発足に伴い廃止された。
こっかどうろこうつうあんぜんきょく【国家道路交通安全局】
⇒エヌ‐エッチ‐ティー‐エス‐エー(NHTSA)
こっかしほんしゅぎ【国家資本主義】
《state capitalism》国家が経済活動を主導することによって推進される資本主義。共産主義から市場経済への移行期にある中国・ロシアや、国際競争力の強化を図るインド・ブラジルなどの新興国および中東産油国などで採用されている。ステートキャピタリズム。 [補説]市場原理に基づいて企業が競争する西欧型の自由主義経済とは対照的な経済体制で、国営企業や政府系ファンド(SWF)を通じて政府の政治的意向が経済に大きく反映される。そのため、保護貿易が拡大し、市場メカニズムによる資源配分の効率が損なわれるおそれがあるとされる。
こっかしゃかいしゅぎドイツろうどうしゃとう【国家社会主義ドイツ労働者党】
《(ドイツ)Nationalsozialistische Deutsche Arbeiterpartei》「ナチス」の正称。NSDAP。
こっかねんれい【骨化年齢】
⇒骨年齢
こっかこうむいんきょうさいくみあいほう【国家公務員共済組合法】
国家公務員の病気・負傷・出産・休業・災害・退職・障害・死亡、または被扶養者の病気・負傷・出産・死亡・災害に対して給付を行う共済組合の制度について定めた法律。昭和33年(1958)制定。
こっかちきゅうくうかんじょうほうきょく【国家地球空間情報局】
⇒エヌ‐ジー‐エー(NGA)
こっかあんぜんしょう【国家安全省】
中国の情報機関。防諜を主業務とし、他国のスパイ活動の監視・摘発や国家機密の保持を担当する。
こっかきんきゅうけん【国家緊急権】
戦争や大規模災害など平時の統治機構では対処できない非常事態が発生したとき、国家の存立を維持するために国家権力が憲法の一時停止などの非常措置をとる権限。日本国憲法では国家緊急権の規定は存在しないと考えられている。
こっかせんりゃくかいぎ【国家戦略会議】
平成23年(2011)から平成24年(2012)まで内閣に設置された機関。国の重要な政策の基本方針を決定し、中長期的な国家ビジョンを構想するために、民主党を中心とする政権下で閣議決定により創設。内閣総理大臣を議長とし、関係閣僚・日銀総裁・有識者など14人で構成。平成24年(2012)12月の自民党・公明党連立政権発足に伴い廃止された。→国家戦略室