こわ・い〔こはい〕【怖い／^▽恐い】

の解説

［形］［文］こは・し［ク］《「強 (こわ) い」と同語源》

1. １ それに近づくと危害を加えられそうで不安である。自分にとってよくないことが起こりそうで、近づきたくない。「夜道が—・い」「地震が—・い」「—・いおやじ」

1. ２ 悪い結果がでるのではないかと不安で避けたい気持ちである。「かけ事は—・いからしない」「あとが—・い」

1. ３ 不思議な能力がありそうで、不気味である。「習慣とは—・いものだ」

   1. →恐ろしい［用法］

[派生]こわがる［動ラ五］こわげ［形動］こわさ［名］

類語

• 恐ろしい(おそろしい)

こわ・い〔こはい〕【^▽強い】

の解説

［形］［文］こは・し［ク］《「怖い」と同語源》

1. １ 容易に言いなりにならなくて頑固である。強情である。「情の—・い子供」

1. ２ かたくて扱いにくい。ごわごわしている。「—・い御飯」「髪が—・い」

1. ３ 力が強い。たけだけしい。

   1. 「力—・くして能 (よ) く角を毀 (か) き」〈垂仁紀〉

1. ４ かたくるしい。

   1. 「この文の言葉、いとうたて—・く憎げなるさまを」〈源・若菜上〉

[派生]こわさ［名］

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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