じこじゅうりょくけい【自己重力系】
互いに重力を及ぼしあう粒子からなる系。重力は外部から与えられず、粒子の分布によってのみ定まる。主に宇宙物理学において、銀河や銀河団の構造や進化を知る上で、それぞれ恒星や銀河を粒子と見なして運動方程式を解く際の基本的なモデルとなる。
じこしゅちょう【自己主張】
[名](スル)自分の意見や考え、欲求などを言い張ること。「—の強い人」
じこそうじせい【自己相似性】
部分と全体が相似となる性質。幾何学的な構造や統計的性質など、空間的・時間的に異なるスケールで計測した部分と全体が比例関係で表されるものを指す。→フラクタル
じこまびき【自己間引き】
ある同種の植物が密生しているとき、光・水分・養分の獲得をめぐる競争によって生育の悪い個体が枯死し、結果的に個体群の密度が下がる現象。
じこしほんきせいひりつ【自己資本規制比率】
証券会社の財務の健全性をはかる指標の一つ。リスク相当額(価格変動・取引先の債務不履行・事務処理の誤りなどによって発生し得るリスクに対応する額)に対する、固定化されていない自己資本の額(自己資本から固定的な資産を控除した額)の比率。金融商品取引法により120パーセントを維持することが義務付けられている。
じこしんたく【自己信託】
委託者が自ら受託者となって、自己の保有する財産を自分自身で管理・処分する信託。委託者は、公正証書その他の書面または電磁的記録によって、その意思表示を行う。→契約信託 →遺言信託
じこきぞくかん【自己帰属感】
《replication》主にコンピューターやスマートホンなどのユーザーインターフェースにおいて、利用者による操作と、画面上の対象物の動きが一致し、あたかも身体の延長のように感じる感覚。
じこめんえきいじょう【自己免疫異常】
免疫システムが自身の正常な組織に対して反応し、さまざまな障害をもたらすこと。→自己免疫疾患
じことりひき【自己取引】
利益相反取引のこと。また、そのうち、直接取引を指す場合と、直接取引のうち、取締役が、第三者ではなく自己の利益のために行う取引を指す場合がある。
じこぞうしょくがたエムアールエヌエーワクチン【自己増殖型mRNAワクチン】
⇒レプリコンワクチン