じこそがい【自己疎外】
《(ドイツ)Selbstentfremdung》 1 ヘーゲル哲学で、ある存在が自己の本質を本来的自己の外に出し、自己にとって疎遠な他者となること。疎外。 2 初期におけるマルクスの哲学で、資本主義のもとでの人間の非本来的状態をいう。疎外。
じこちゅう【自己中】
[名・形動]《「自己中心的」の略。「ジコチュウ」と書くこともある》何事も自分を中心に考え、他人については考えが及ばないさまをいう。自分勝手。利己的。「—な発言」→自己中心性
じこちゅうしんせい【自己中心性】
ピアジェの用語。乳幼児の思考様式の特徴で、事象を自分の立場あるいは一つの視点からしか分析・認識できないこと。
じこちょう【事故調】
「事故調査委員会」「航空・鉄道事故調査委員会」「事故調査官」などの略。
じこちょうさいいんかい【事故調査委員会】
1 諸種の事故について、その原因を調査解析し、同種の事故の再発防止対策を検討する委員会。事故調。 2 ⇒航空・鉄道事故調査委員会
じこつごう【自己都合】
自分自身の事情によること。→自己都合退職
じこつごうたいしょく【自己都合退職】
雇用されている者が、自分自身の事情によって退職を申し出ること。雇用保険において、失業手当の給付まで、原則として3か月間の給付制限期間が課せられる。→会社都合退職
じこどういつせい【自己同一性】
⇒同一性
じこばいばい【自己売買】
取引所の会員である証券会社または商品取引員が自己の計算によって行う売買。公共債に限り、昭和59年(1984)6月以降、金融機関においても自己売買業務(ディーリング)が開始された。→委託売買
じこはさん【自己破産】
破産手続きを債務者みずからが申し立てること。→準自己破産 →第三者破産