生ある者は必ず死あり
《「揚子法言」君子から》生命のあるものは、いつか必ず死ぬことになる。
生は難く死は易し
苦しみに耐えて生きるのは、苦しみに耐えられず死を選ぶよりもむずかしい。
生は寄なり死は帰なり
《「淮南子 (えなんじ) 」精神訓から》人は、仮にこの世に身を寄せて生きているにすぎず、死ぬことは本来いた所に帰ることである。
生は死の始め
この世に生まれ出たときが、必ずやってくる死への道の始まりである。
生を偸む
《李陵「答蘇武書」から》死ぬべきときに死なずに生きている。恥を忍んで生き長らえる。
生を視ること死の如し
《「列子」仲尼から》生死を超越し、天命に安んじて心を労しない。
制に応ず
天子の命令に応じて詩などを作る。「従一位藤原の朝臣、九十の算を賀して、—・ずる歌とて」〈とはずがたり・三〉
姓を冒す
《「史記」衛青伝から》他家の姓を名のる。他家を継ぐ。「鈴木の—・す」
性相近く習い相遠し
《「論語」陽貨から》人間の生まれつきの性質は大差がないが、習慣や受けた教育によって違いが大きくなる。
精が出る
懸命に働く。仕事に励む。よく活動する。「朝早くから—◦出ますね」