せっしょくかく【接触角】
静止している液体の自由表面が固体の表面に接する所で、液面と固体面とのなす角度。
せっしょくかんせん【接触感染】
感染源に接触することによって感染すること。皮膚や粘膜などが直接触れあって感染する場合と、病原体が付着したタオルや容器などを介して間接的に感染する場合がある。直接感染。
せっしょくこうたいこうしょう【接触交代鉱床】
マグマが貫入したとき、マグマから供給された物質と周囲の岩石との反応によって生じる鉱床。花崗岩 (かこうがん) と接触した石灰岩中にできるのが普通。銅・鉄・鉛・亜鉛・錫 (すず) ・タングステンなどの重要な鉱床。高温交代鉱床。
せっしょくこうぶつ【接触鉱物】
岩石が接触変成作用を受けたとき、岩石中の鉱物が再結晶して生じる新しい鉱物。紅柱石・菫青石 (きんせいせき) ・黒雲母 (くろうんも) など。
せっしょくざい【接触剤】
殺虫剤の一。害虫の体に触れて、その神経を麻痺 (まひ) させるもの。除虫菊・ニコチン・ドリン剤・パラチオンなどの類。
せっしょくしょうがい【摂食障害】
食物を取る量と回数に偏りが生じ、拒食症または過食症となる障害。二つの症状が交互に現れることもある。家族・学校・職場などにおける人間関係のストレスから発症することが多い。青年期の女性に多く、また先進国に多い。治療は心理療法・行動療法が中心であり、補助的な薬物療法にも効果が認められている。
せっしょくそっかくき【接触測角器】
鉱物の結晶の二つの面のなす角度(面角)を測る器械。半円形の分度器に定規状の腕のついたもの。
せっしょくていこう【接触抵抗】
二つの導体を接触させたとき、その面に生じる電気抵抗。
せっしょくでんいさ【接触電位差】
2種の導体を接触させたとき、トンネル効果により電子の移動が起こることによって二つの導体間に生じる電位差。
せっしょくでんき【接触電気】
異種の物質を接触させてから引き離すと、それぞれが正・負反対に帯電して生じる電気。