そうしあわせ【草紙合(わ)せ】
平安時代の物合わせの一。物語などの草紙の絵や表紙・綴じ方・料紙などの優劣を競い、判者 (はんじゃ) がそれを判定した遊戯。
そうしがみ【草紙紙】
1 手習い草紙の紙。習字用の紙。 2 すき返しの紙。
そうしきゅう【双子宮】
黄道十二宮の第3宮。双子 (ふたご) 座に相当したが、歳差のため春分点が移動し、現在は牡牛 (おうし) 座付近にある。
そうしぎり【草紙錐】
手習い草紙などを綴じるのに用いる錐。千枚通し。
そうししばい【壮士芝居】
明治中期、自由党の壮士や青年知識階級の書生が、自由民権思想を広めるために始めた演劇。明治21年(1888)に角藤定憲 (すどうさだのり) 、同24年に川上音二郎が一座を興した。のち、新派劇に発展。書生芝居。
そうしじゅ【相思樹】
マメ科の常緑高木。葉は羽状複葉であるが早く脱落し、葉柄が細く平たくなって葉のようにみえる。5月ごろ、黄色の小花が球状に集まって咲き、豆果がなる。台湾・フィリピンの原産。熱帯地方で並木・生け垣とし、材は薪炭・家具用。台湾アカシア。
そうしそうあい【相思相愛】
互いに慕い合い、愛し合うこと。両思い。「—の仲」
そうしちょう【相思鳥】
チメドリ科ソウシチョウ属の鳥。全長約15センチ。背中が暗緑色で、胸は橙色、くちばしが赤い。鳴き声がよく、姿も美しいので、古くから飼い鳥にする。中国南部からインドにかけて分布する。
そうしばさみ【草紙挟み】
草紙を挟んでおく道具。草紙とほぼ同じ大きさの2枚の板の間に草紙を挟み、それをひもで結ぶもの。草子形。
そうしみせ【草紙店】
江戸時代から明治時代にかけて、草双紙などを売っていた店。絵草紙屋。