たいしゃいじょう【代謝異常】
生体内における代謝のはたらきが正常でないこと。また、そのために引き起こされる症状。生まれつき特定の酵素などが欠如している先天性のものと、痛風や糖尿病のように臓器障害によって起こるものとがある。
たいしゃいろ【代赭色】
代赭1に似た、褐色を帯びた黄色または赤色。
たいしゃきょう【大社教】
⇒出雲大社教 (いずもおおやしろきょう)
たいしゃしょうこうぐん【代謝症候群】
⇒メタボリックシンドローム
たいしゃせき【代赭石】
土状をした軟質の赤鉄鉱。顔料や研磨材に利用。また、漢方で補血・止血薬に用いる。
たいしゃづくり【大社造(り)】
神社本殿形式の一。日本古代の建築様式を残すもので、屋根は檜皮葺 (ひわだぶ) きで、切妻造り、妻入り。代表例は出雲大社本殿。おおやしろづくり。
たいしゃせいけんこうしょうがい【代謝性健康障害】
肥満に起因または関連して起こる健康障害のうち、BMIが25未満の場合の肥満症の診断基準に用いられるもの。耐糖能障害・脂質異常症・高血圧・脂肪肝・冠動脈疾患・脳梗塞・肥満関連腎症・高尿酸血症・痛風の八つ。BMIが25未満でも、腹囲が男性85センチ、女性90センチ以上で代謝性健康障害のうち一つ以上を合併していれば肥満症と診断される。
たいしゃせいアシドーシス【代謝性アシドーシス】
糖尿病や腎不全などの代謝異常によって、細胞外液の重炭酸イオンが減少し、動脈血のpHが低下した状態。→アシドーシス →呼吸性アシドーシス
たいしゃかいてん【代謝回転】
生体の組織や細胞を構成する物質が、その総量をほぼ一定に保ちつつ、代謝によって交替する現象。ターンオーバー。
たいしゃけいろ【代謝経路】
生体内で連鎖的に起こる物質代謝に関わる一連の化学反応。細胞呼吸、解糖系、糖新生などがある。