だいりびな【内裏雛】
雛人形の一。天皇・皇后をかたどった男女一対の雛人形。内裏様。内裏。《季 春》 [補説]男性の人形のみを指して「内裏」「お内裏様」と呼ぶのは誤り。
だいりぶ【代理部】
新聞社・雑誌社、その他の機関に付属して、信用ある各種の商品を取り次ぎ販売する所。
だいりぶしん【内裏普請】
《内裏の建築には多くの日数がかかるところから》事の処理にぐずぐずと手間取ること。「—といふ世話を思ひ、わざとぐにゃぐにゃしてゐたり」〈浄・当麻中将姫〉
だいりせききゅうでん【大理石宮殿】
《Mramornïy dvorets/Мраморный дворец》ロシア連邦北西部、レニングラード州の都市サンクトペテルブルグにある新古典主義様式の宮殿。ネバ川に面する。18世紀後半、エカチェリーナ2世の愛人だった貴族グレゴリー=オルロフの命により、イタリア人建築家アントニオ=リナルディの設計で建造。ヨーロッパやロシアから集めた32種類もの大理石をふんだんに用いて華麗な装飾が施された。現在はロシア美術館の別館として利用されている。 《Marmorpalais》ドイツ東部、ブランデンブルク州の都市ポツダムにある宮殿。市街北部、ノイアーガルテン地区に位置し、ハイリガー湖に臨む。18世紀末、プロイセン王フリードリヒ=ウィルヘルム2世の夏の離宮として建造された。大理石と赤煉瓦 (れんが) をふんだんに用いている。1990年、「ポツダムとベルリンの宮殿群と公園群」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。
だいりサーバー【代理サーバー】
《proxy server》⇒プロクシー
だいりせきこつびょう【大理石骨病】
古い骨を分解・吸収する破骨細胞の機能不全により、骨の内部にある空洞で骨質が増加して緻密になり、全身の骨が硬化する遺伝性の疾患。骨折しやすく、造血障害や神経圧迫症状などを呈する。
だいりいし【代理意思】
本人に代わって法律行為を行う代理人が、その行為の効果を、代理人自身ではなく代理を依頼した本人に直接生じさせようとする意思。→顕名主義
だいりミュンヒハウゼンしょうこうぐん【代理ミュンヒハウゼン症候群】
《Münchausen syndrome by proxy》ミュンヒハウゼン症候群の病態の一つ。他人の同情を引くため、自らの保護下にある子供や高齢者などをひそかに虐待し、その看護・介護に献身する姿をアピールする。MSbP。
だいりのうふせいど【代理納付制度】
生活保護受給者が入居している賃貸住宅の家賃や管理費を、給付される生活保護費のなかから、福祉事務所が、受給者に代わって、家主や管理業者に直接支払う制度。 [補説]生活保護の住宅扶助は、通常、実施機関である福祉事務所から受給者に現金で給付されるが、家賃の滞納など一定の条件を満たす場合は、原則としてこの制度が適用される。管理費等は住宅扶助の対象とはならないため、生活扶助から支払わなければならないが、代理納付は可能となっている。