てんいアールエヌエー【転移RNA】
たんぱく質の生合成において、特定のアミノ酸と結合して、伝令RNAとリボゾームの結合体に運ぶリボ核酸。リボゾーム上で、アミノ酸を伝令RNAの情報通りに配列、たんぱく質が組み立てられる。トランスファーRNA。tRNA。運搬RNA。
てんいこうそ【転移酵素】
化合物の基を転移させる反応を触媒する酵素。アミノ基転移酵素(トランスアミナーゼ)・燐酸基 (りんさんき) 転移酵素(ホスホトランスフェラーゼ)など。トランスフェラーゼ。
てんいしせき【天威咫尺】
《「春秋左伝」僖公九年から》天子のそば近くに仕えること。
てんいねつ【転移熱】
⇒潜熱
てんいむほう【天衣無縫】
[名・形動]《「霊怪録」による》 1 天人の衣服には縫い目のあとがないこと。転じて、詩や文章などに、技巧のあとが見えず自然であって、しかも完全無欠で美しいこと。また、そのさま。「—な(の)傑作」 2 天真爛漫 (てんしんらんまん) なこと。また、そのさま。「—に振る舞う」 3 ⇒九連宝灯 (チューレンパオトウ)
てんいおんど【転移温度】
相転移が生じる温度。気相、液相、固相間の構造的な転移や、電気伝導における常伝導から超伝導への転移が起こる温度などを指す。→転移点
てんいてん【転移点】
相転移が起きる時の温度や圧力などの状態量の値。温度の場合は転移温度と呼ばれ、沸点、融点、凝固点などがある。
てんいせいかんがん【転移性肝癌】
肝臓以外の臓器で発生した癌が肝臓に転移した癌。肺癌・胃癌・膵 (すい) 癌・大腸癌・胆嚢 (たんのう) 癌などからの転移が多い。→原発性肝癌
てんいせいがん【転移性癌】
⇒続発性癌
てんいかくりつ【転移確率】
⇒遷移確率