とうようあく【東洋亜区】
動物地理区の一。旧熱帯区に属し、ヒマラヤ以南のインド、東南アジア、南領以南の中国、琉球諸島を含む地域。オランウータン・テナガザル・パンダ・コブラ・クジャクなどが特徴。
とうよういがく【東洋医学】
1 東洋諸地域でおこり発展した医学の総称。 2 中国から伝来し、日本で発展した漢方医学。
とうようおり【東洋織(り)】
1 綿の太糸を用いた敷物用綿織物。 2 絹糸と綿糸との交ぜ織物。縦に二重の練り絹糸、横に綿糸を用いて模様を織り出したもの。袋地や鼻緒などに用いる。
とうようおんがく【東洋音楽】
日本・中国・東南アジア・インド・中央アジア・西アジアなど、東洋諸民族の間に行われる音楽の総称。
とうようがい【当用買い】
さしあたって必要な分だけを買うこと。
とうようがく【東洋学】
東洋の言語・文学・歴史・宗教・哲学・芸術などを研究対象とする学問の総称。18世紀以降のヨーロッパに始まる。
とうようかんじ【当用漢字】
現代国語を書き表すために、日常使用する漢字の範囲を示すものとして、国語審議会の答申に基づき、昭和21年(1946)11月16日、内閣訓令・国告示として公布された「当用漢字表」に掲げられている1850字の漢字。のち「当用漢字音訓表」「当用漢字字体表」「当用漢字別表(教育漢字)」が定められたが、昭和56年(1981)10月、当用漢字にかわるものとして、当用漢字に95字を追加した「常用漢字表」が内閣告示・同訓令として公布された。→常用漢字
とうようじゆうとう【東洋自由党】
明治25年(1892)大井憲太郎を中心とした自由民権運動家によって結成された政党。貧民労働者の保護や強硬外交などを主張した。機関誌「新東洋」を刊行。翌年解散。
とうようじん【東洋人】
東洋の人。東洋の諸民族。
とうようだんつう【東洋緞通】
イラン・インド・トルコ・中国・日本などで織られる緞通の総称。手織りによる多彩な図柄や色調に特徴がある。