ときわあけび【常磐木通】
ムベの別名。
ときわかえで【常磐楓】
イタヤカエデの別名。
ときわかきわ【常磐堅磐】
[名・形動ナリ]物事が永久不変であること。また、そのさま。とこしえに。「万代 (よろずよ) をまつの尾山の陰茂み君をぞ祈る—に」〈新古今・賀〉
ときわぎ【常磐木】
松や杉などのように、年じゅう葉が緑色の木。常緑樹。
ときわぎょりゅう【常磐御柳】
モクマオウ科の常緑高木。枝の節にうろこ状の小さい葉が輪生。初夏、雄花穂をつける。オーストラリアの原産で、並木・防風林として暖地に植えられる。
ときわぐさ【常磐草】
1 松の別名。 2 カンアオイの別名。
ときわさんざし【常磐山樝子】
バラ科の常緑低木。枝にとげがあり、葉はやや幅広く縁に小さなぎざぎざがある。5、6月ごろに白い花が咲き、10、11月ごろに丸い実が多数房状について濃赤色に熟す。ヨーロッパ南部の原産。
ときわしんぺい【常盤新平】
[1931〜2013]小説家・翻訳家。岩手の生まれ。ミステリー雑誌の編集長を経て執筆活動に入る。米国現代文学の翻訳者として活躍、また米国の現実を日本に紹介した。マフィアの研究家としても知られる。「遠いアメリカ」で直木賞受賞。他に「ニューヨーク五番街物語」「窓の向うのアメリカ」、翻訳「夏服を着た女たち」など。
ときわはぜ【常磐黄櫨】
サギゴケ科の一・二年草。道端に生え、地をはう枝は出さない。高さ約10センチ。葉は倒卵形。春から秋、淡い紅紫色の花を開く。
ときわまんさく【常磐満作】
マンサク科の常緑小高木。伊勢神宮付近および熊本に自生し、葉は卵形。5月ごろ、緑がかかった白色の4弁花を開き、実は熟すと黒色の種を出す。栽培もされる。