なごしのせっく【夏越しの節供】
陰暦6月晦日 (みそか) の行事。海や川で身を清めたり、牛・馬を水辺で遊ばせたりする。
なごしのつき【夏越しの月】
夏越しの祓 (はらえ) の行われる月。陰暦6月。「今日よりは—になりぬとて荒ぶる神にもの馴 (な) るな人」〈曽丹集〉
なごしのはらえ【夏越しの祓】
陰暦6月晦日 (みそか) に、罪やけがれを除き去るため宮中および諸社で行われる祓の行事。茅 (ち) の輪をくぐったり、人形 (ひとがた) を作って身体をなでて清め、それを水に流したりした。輪越しの祭り。みなづきばらえ。なごしのみそぎ。なつばらえ。《季 夏》
なごしのみそぎ【夏越しの禊】
「夏越の祓 (はらえ) 」に同じ。