にこうしき【二項式】
項が二つある式。a+b, ab2−2cなど。
にこうじけん【尼港事件】
シベリア出兵中の大正9年(1920)、ソ連のパルチザンが尼港で日本人捕虜などを殺害した事件。日本の世論は激高し、日本軍は事件解決まで北樺太 (からふと) を保障占領した。
にこうていり【二項定理】
代数で、二項式の累乗を、二項の同次式として表す公式。(a+b)2=a2+2ab+b2など。
にこうぶんぷ【二項分布】
ある試行において、事象Eが起こる確率をp、起こらない確率をqとし、独立にn回試行するとき、その事象Eがr回起こる確率nCrprqn−rの分布の状態。
にこうどうろ【二項道路】
建築基準法第42条第2項の規定によって、建築基準法上の道路とみなされる、幅4メートル未満の狭い道。みなし道路。→セットバック
にこうたいりつ【二項対立】
《dichotomy》論理学で、二つの概念が矛盾または対立の関係にあること。また、概念をそのように二分すること。内側と外側、男と女、主体と客体、西洋と非西洋など。二分法。
にこうえんざんし【二項演算子】
数学やプログラミング言語で、二つのオペランド(値や変数)を扱う演算子。「1+2」、「5−3」における加算符号、減算符号など。