二桃三子を殺す
《中国の春秋時代、斉 (せい) の景公に公孫接・田開疆 (でんかいきょう) ・古冶子 (こやし) の三人の勇士があり功を誇ってわがままであったが、宰相晏子が計らって三人に2個の桃を与え、互いに争わせて自殺させたという「晏子春秋」諫下の故事から》奇計によって人を自滅させるたとえ。二桃三士を殺す。
にとうしゃ【二等車】
もと国鉄で、旅客サービスに三等級があった時代の、第二等級の車両。
にとうしん【二等親】
⇒二親等
にとうだて【二頭立て】
2頭の馬で馬車などを引かせること。また、その車。二頭びき。
にとうつかい【二刀遣い】
「両刀遣 (りょうとうづか) い」「二刀流」に同じ。
にとうへい【二等兵】
陸空軍兵士の階級の一。最下位のもの。海軍では二等水兵。
にとうへいそう【二等兵曹】
旧海軍における水兵科下士官の3階級の一つ。昭和17年(1942)以前は中間の階級だったが、同年以降は最下位の三等兵曹を改称してこう呼び、一等兵曹の下で兵である水兵長の上となった。陸軍の伍長に相当する。
にとうりゅう【二刀流】
1 両手に1本ずつの刀を持って戦う剣術の流派。宮本武蔵の創始した二天一流(二天流)などが有名。 2 酒も甘いものも両方好きなこと。また、その人。両刀づかい。 3 二つの物事を同時にうまく行えること。また、その人。両刀づかい。「投手と打者の—をこなす」
にとうすいへい【二等水兵】
旧海軍における水兵科の兵の4階級の一つ。昭和17年(1942)以前は第2位の階級だったが、同年以降は四等水兵を改称してこう呼び、一等水兵(元の三等水兵)の下で最下位となった。
にとうまい【二等米】
米穀検査で判定される米の等級区分の一つ。水稲うるち玄米・水稲もち玄米の場合、整粒が60パーセント以上、被害粒・死米・着色粒・異種穀粒・異物が計20パーセント以下などが条件。