ピークアウト【peak out】
[名](スル)頂点に達すること。また、そこから減少に転じること。
ピークオイル【peak oil】
世界の石油産出量の頂点。ピークに達したあと生産量は減少の一途をたどり、需要をまかなえなくなることから石油価格が高騰すると考えられている。石油ピーク。
ピークカット
《(和)peak+cut》夏の冷房、冬の暖房などによってできる電力需要のピーク(頂点)を低く抑えること。複数の電源を組み合わせる、夜間の低需要時に蓄電する、ピークシフトに協力金を支払う、などさまざまな方法がある。ピークに合わせて作る発電施設への設備投資を控えることができる。
ピークシフト
《(和)peak+shift》電力需要が最大になる時間を他の時間帯にずらすこと。→計画調整契約
ピークタイム【peak time】
最高潮である時間。交通機関や店などが最も混雑する時間帯。また、機械・工場などが最も忙しく稼働している時間帯。→アイドルタイム
ピークメーター
《peak level meterから》音または信号の大きさを監視するメーターの一種で、変化する信号の最大値を指示するもの。
ピークロード【peak load】
通信や交通で需要量が最大になること。また、最大需要量のこと。
ピークロードプライシング【peak load pricing】
電力料金などで、需要量の時間的・季節的なピーク時に、特別な差別料金を取ること。電力供給設備は最大需要量に合わせて用意するので、ピーク時以外には遊休が出るのを補うためのもの。
ピークシェービング【peak shaving】
電力や石油・天然ガスの供給事業において、季節や時間帯によって高まる需要に応じるための対策。
ピークでんげん【ピーク電源】
電力供給事業において、季節や時間帯によって高まる電力需要に応じて供給する電源。揚水式発電・石油火力発電など。ピークロード電源。→ベース電源