ふどうしょうすうてんすう【浮動小数点数】
小数点の位置を固定せずに表現された数。コンピューターにおいては、絶対値の大きい数であっても任意の誤差の範囲内で桁数を小さくでき、科学計算に向く。→固定小数点数 [補説]仮数A、基数B、指数nを用いて、A×Bnのように表す。例えば十進数の0.000125を10を基数として表現すると、1.25×10−4や0.125×10−3となる。
ふどうしょうすうてんすうえんざんそうち【浮動小数点数演算装置】
《floating-point number processing unit》⇒エフ‐ピー‐ユー(FPU)
ふどうしん【不動心】
他によって動かされることのない心。動揺することのない精神。
ふどうそう【不動倉】
奈良・平安初期、不動穀を貯蔵するために諸国に設けた倉。開倉には太政官の許可を必要とした。ふどうのくら。
ふどうそん【不動尊】
不動明王の尊称。
ふどうたい【不動態】
金属がもっている化学反応性を失った状態。鉄を濃硝酸に入れると、表面に酸化被膜ができるため、酸に溶けなくなるなど。
ふどうち【不動智】
仏語。何物にも動かされることのない智慧。
ふどうなわ【不動縄】
米俵にかける太い縄。
ふどうのかなしばり【不動の金縛り】
1 修験者の秘法の一つで、不動明王の持つ羂索 (けんさく) によって悪魔を縛る術。転じて、人を自由に動けなくする術。 2 金銭関係で人の自由を束縛すること。
ふどうひょう【浮動票】
選挙で、支持する政党・候補者の一定していない有権者の票。スイングボート。⇔固定票。