ぶっかしすう【物価指数】
物価水準の変動を示す総合的な指数。基準年次の物価を100とし、以後の各年次の物価をそれに対する数値で表す。卸売物価指数・消費者物価指数など。INP(index number of prices)。
ぶっかすいじゅん【物価水準】
財・サービスの個々の価格を総合・平均して、社会全体の一般的な物価を示すように表された数値。
ぶっかスライド【物価スライド】
⇒スライド制
ぶっかだか【物価高】
物の値段が高いこと。また、その状態。
ぶっかとうせい【物価統制】
国家機関が物価の安定を確保し、物資の需給の円滑化を図るために、一定の制限・指導を行うこと。
ぶっかとうせいれい【物価統制令】
第二次大戦後の物価統制の基本法令。価格の最高額の指定、不当に高価な取引の禁止などを定める。昭和21年(1946)施行。
ぶっかれんどうこくさい【物価連動国債】
元金額が物価の動向に連動して増減する利付国債。表面利率は発行時に固定されるが、利子は各利払い時の想定元金額に表面利率を乗じた額が支払われるため増減する。償還期間は10年。 [補説]譲渡先は一定の条件を満たす法人に限られ、個人では保有できない。平成20年(2008)8月以降、発行されていなかったが、平成25年(2013)10月から発行が再開された。
ぶっかすいじゅんのざいせいりろん【物価水準の財政理論】
物価の変動は財政政策による現象であり、金融政策による通貨供給量の変動は物価水準に影響を与えない、とする理論。米国の経済学者クリストファー=シムズらが提唱。FTPL(fiscal theory of the price level)。シムズ理論。
ぶっかのばんにん【物価の番人】
中央銀行のこと。物価の安定を主要な目標として、政府から独立した立場で、金融政策を行うことから。→通貨の番人