ほうがきん【奉加金】
1 奉加の金銭。寺社に寄進した金。 2 寄付金。
ほうがじょう【奉加状】
奉加する金品に添えて寺社に差し出す文書。
ほうがちょう【奉加帳】
1 勧進に応じて奉加する金品の目録や寄進者の氏名を記入する帳面。寄進帳。 2 寄付を求めるときに回して、金額と氏名を記入する帳面。
ほうがりん【萌芽林】
地表近くで木を伐採し、切り株からの萌芽を生長させた林。萌芽後に手入れして枝を適度に切り、幹となる枝を残す。
ほうがこうしん【萌芽更新】
樹林を人為的に更新する方法の一つ。樹木を伐採し、その切り株や木の根元から伸びた萌芽が生長し、やがて新たな樹林を構成する。日本では昭和30年代半ば頃まで、この方法による薪炭林の維持管理が広く行われていた。
ほうがちょうほうしき【奉加帳方式】
ある集団の中で、その構成員が、付き合いを考慮して、金銭的負担などをさせられること。特に、かつて、経営が破綻しそうな銀行・生命保険会社・証券会社などの金融機関を救済するために、大蔵省が主導して、他の金融機関に資金を拠出させたことをいうのに用いられる。→護送船団方式