ほうそうし【方相氏】
《もと中国周代の官名》宮中で、追儺 (ついな) のとき悪鬼を追い払う役。黄金四つ目の仮面をかぶり、黒い衣に朱の裳 (も) を着、矛と盾を持ち、内裏の4門を回って鬼を追い出した。
ほうそうしきえん【蜂巣織炎】
皮膚の傷から連鎖球菌・ぶどう球菌などが皮下の疎性の結合組織に感染し化膿 (かのう) する急性の炎症。病変が広がりやすく、赤くはれ上がって痛む。フレグモーネ。蜂窩織炎 (ほうかしきえん) 。
ほうそうだいがく【放送大学】
ラジオ・テレビの視聴や通信教材・スクーリングによって高等教育を行う大学。英国で1971年に開校されたオープンユニバーシティー(公開大学)が始まり。日本には昭和56年(1981)に設立された放送大学学園がある。当初は特殊法人であったが、平成15年(2003)設置形態が変更され、特別な学校法人に移行した。本部は千葉市。
ほうそうほう【放送法】
放送事業の健全な発達を図るために必要な事項を定めている法律。放送番組の編集、日本放送協会の業務・組織、民間放送事業者の認定・登録や業務などについて規定する。電波法とともに昭和25年(1950)施行。 [補説]平成23年(2011)の改正時に有線ラジオ放送法・有線テレビジョン放送法・電気通信役務利用放送法を統合。
ほうそうもう【放送網】
⇒ネットワーク1
ほうそうもちかぶがいしゃ【放送持(ち)株会社】
放送免許を持つ複数の放送局を傘下にもつ純粋持株会社。平成9年(1997)独占禁止法の改正により、複数の放送事業者の所有・支配を禁止する「マスメディア集中排除原則」(総務省)の規制が緩和され、放送事業の持株会社化が可能になった。また、平成19年(2007)に成立(翌年施行)した改正放送法によって認定放送持株会社の設立が認められた。
ほうそうりんりきこう【放送倫理機構】
「放送倫理番組向上機構」の略称。
ほうそうりんりきほんこうりょう【放送倫理基本綱領】
日本民間放送連盟(民放連)と日本放送協会(NHK)が定めた放送に関する倫理規定。平成8年(1996)制定。放送の社会的影響の大きさを自覚し、公正を保持し、品位ある表現を心がけること、自主的・自律的な姿勢を堅持し、取材・制作の過程を適正に保つこと、民間放送の経営基盤を支える広告の内容にも細心の注意を払うことなどを掲げている。
ほうそうりんりけんしょういいんかい【放送倫理検証委員会】
放送倫理・番組向上機構(BPO)を構成する委員会の一。放送番組の倫理・質を向上させるため、取材や制作のあり方や番組の内容に関する問題について審議する。不適切な番組が放送された場合は勧告・見解を公表し、放送事業者に再発防止策の提出を求める。 [補説]平成19年(2007)に発覚したテレビの健康情報番組でのデータ捏造問題をきっかけに、有識者と放送事業者が合同で協議していた放送番組委員会に代わって、有識者のみで構成される放送倫理検証委員会が設置された。
ほうそうりんりばんぐみこうじょうきこう【放送倫理番組向上機構】
NHK(日本放送協会)と民放連(日本民間放送連盟)が共同で設置した、放送局から独立した第三者機関。平成15年(2003)7月発足。言論と表現の自由を確保しながら、視聴者の基本的人権を擁護するため、放送への苦情や放送倫理上の問題に第三者の立場から迅速・的確に対応することを目的とする。視聴者の苦情・意見をもとに、問題点を放送局に指摘して改善を要望する。放送局は改善策を含めた対策を委員会に提出し、委員会はそれを公表する。下部組織に、放送倫理検証委員会、放送と人権等権利に関する委員会、放送と青少年に関する委員会がある。罰則はない。BPO(Broadcasting Ethics and Program Improvement Organization)。放送倫理機構。