真に受ける
言葉どおりに受け取る。「冗談を—・ける」
間がいい
折がいい。いいタイミングである。運がいい。「ここで会えるとは—・いね」
間が抜ける
1 調子が外れる。拍子抜けする。「—・けた音楽」 2 大事なことが抜け落ちている。「—・けた話」
間が延びる
間隔があいて、物事にしまりがなくなる。間延びする。
間が持てない
1 時間をもてあましてどうしたらよいかわからない。「待ち時間が長すぎて—◦ない」 2 途切れがちの会話などを、うまくつなぐことができない。「無口な相手で—◦ない」 [補説]文化庁が発表した平成22年度「国語に関する世論調査」では、本来の言い方とされる「間が持てない」を使う人が29.3パーセント、本来の言い方ではない「間が持たない」を使う人が61.3パーセントという逆転した結果が出ている。
間が悪い
1 きまりが悪い。ばつが悪い。「悪口の当人がそばにいて—・い思いをする」 2 運が悪い。折が悪い。「—・いことに留守だった」
間を合わせる
1 その場を適当に処理する。「仮の回答で—・せる」 2 音楽の拍子を合わせる。「頭をふって—・すこそをかし」〈浮・一代男・三〉
間を置く
時間的または距離的に、間隔をあける。「—・いて各隊が出発する」
間を欠く
役に立たない。用が足りない。「主人へつとめの—・かぬも」〈人・娘節用・三〉
間を配る
間隔をとる。「—・ること等しき故に」〈徒然・二一九〉