みさきうま【岬馬/御崎馬】
宮崎県の都井 (とい) 岬付近で、半野生状態で生息する小形の馬。家畜の馬が放牧されて野生化したもの。天然記念物。都井馬。
みさきがらす【御先烏】
山の神の使者としてのカラス。また、墓前の供物に群がるところから邪霊の代表のようにもいわれる。
みさきじんく【三崎甚句】
神奈川県の民謡で、三浦市三崎地方でうたわれる座敷歌。ハイヤ節の流れをくむ歌で、漁師相手の酒席でうたい広められた。
みさきみ【岬回/崎廻】
《「み」は、まわり、入り曲がった所の意》岬のまわり。また、岬の湾曲した所。「—の荒磯 (ありそ) に寄する五百重 (いほへ) 波立ちても居ても我 (あ) が思へる君」〈万・五六八〉