みやけせん【三宅線】
動物地理区の境界線の一。屋久島・種子島と九州の間に東西に引かれる。多くの南方系チョウ類の分布の北限となっている。昭和4年(1929)、昆虫学者の江崎悌三が提唱し、三宅恒方にちなんで命名。
みやけごんさい【三宅艮斎】
[1817〜1868]江戸末期の蘭方医。肥前の人。名は温 (おん) 。字 (あざな) は子厚 (しこう) 。号は桃樹園。楢林栄建 (ならばやしえいけん) に師事し、蘭方医学を学ぶ。佐倉藩医。外科術と包帯術に長じ、医療機器の製作に貢献。神田お玉ヶ池種痘所の開設にも尽力した。
みやけいっせい【三宅一生】
[1938〜2022]服飾デザイナー。広島の生まれ。本名、一生 (かずなる) 。日本の伝統的な生地を用いた作品などで注目を集め、パリコレクションで高い評価を得るなど国際的に活躍した。平成22年(2010)文化勲章受章。