みよしまなぶ【三好学】
[1862〜1939]植物学者。岐阜の生まれ。東大教授。ドイツに留学後、植物生理学・生態学を紹介。また、天然記念物の保護に尽力した。著「植物生態学」「日本植物景観」など。
みよしやすのぶ【三善康信】
[1140〜1221]鎌倉幕府初代問注所執事。法名、善信。母が源頼朝の乳母の妹であった関係から、伊豆に配流中の頼朝に京都の状況を報告。のち、鎌倉に招かれて問注所執事となった。
みよしぼんち【三次盆地】
広島県北東部に広がる県内最大の盆地。中国山地と吉備 (きび) 高原の間に位置し、標高150〜450メートル、東西40キロメートル、南北25キロメートル。江 (ごう) 川水系の4河川による浸食でつくられた。開発の歴史が古く、多くの古墳が発見されている。川筋を交通路として山陽と山陰が結ばれている。農業は米作が主。寒暑の差が大きい内陸性の気候で、秋の早朝に見られる霧が有名。