わたしおんな【渡し女】
主人の食膳 (しょくぜん) などを下級の女中から受け取って奥へ運ぶ役の女。「お末女、—に至るまで」〈浮・一代女・三〉
わたしがたり【私語り】
「私」を語り手として書かれた文章をいう。自分自身の経験を書いたものが多い。日記、自伝、私小説、ブログなど。
わたしがね【渡し金】
1 火の上に渡し、食物をあぶるための鉄製の用具。鉄灸 (てっきゅう) 。 2 耳だらいの上に渡しかけて、おはぐろの道具をのせる真鍮 (しんちゅう) の板。
わたしこみ【渡し込み】
相撲のきまり手の一。相手の太ももの外側を片手で引っ張り込むように抱え、反対側の肩または他の手で相手の上体を押し、もたれかかるようにして倒す技。
わたしせん【渡し銭】
「渡し賃」に同じ。
わたしちん【渡し賃】
1 渡し船の料金。渡し代。渡し銭。 2 有料の橋を渡るときの代金。橋銭。渡し銭。
わたしば【渡し場】
渡し船の発着する所。渡し。渡船場。
わたしばし【渡し箸】
食事の途中で、小皿・小鉢など器の上に箸を置くこと。 [補説]嫌い箸の一種で不作法とされる。箸置きを使うか、なければ割り箸の袋を折って箸置きの代わりにするなどし、これを避ける。
わたしぶね【渡し船/渡し舟】
川や湖沼などの両岸を往復して客や荷物を運ぶ船。とせん。
わたしもり【渡し守】
渡し船の船頭。