サウンドアート【sound art】
作曲・演奏・聴取という音楽の文脈を取り払って、音それ自体を体験することを目的とする芸術形態。エレクトロニクスを利用して音のもととなる空気の振動そのものを体験する、屋外に設置した装置に水力・風力など自然のエネルギーが作用して偶然に起こる音響を聴く、自然の中で鳥や昆虫などの鳴き声を録音し「生態系の言語」を聴き取ろうとするなど、さまざまなアプローチがある。
サウンドエフェクト【sound effects】
映画・放送の音響効果。擬音を用いる演出。SE (エスイー) 。
サウンドカード【sound card】
⇒サウンドボード
サウンドスケープ【soundscape】
環境の音全体を音風景としてとらえる概念。カナダの作曲家マリー=シェーファーが1960年代末に提唱。
サウンドスペクトログラフ【sound spectrograph】
言語音声研究装置の一。音響スペクトル使用により音波を個別の部分音に分解し、その一つ一つを他の音成分とは別に記録分析し、その結果をスペクトルの形で示す機能をもつ装置のこと。
サウンドチェック【sound check】
コンサートの前に、使用する各楽器および器材をテスト、調整すること。リハーサルを含むこともある。
サウンドトラック【soundtrack】
映画フィルムの縁にある録音帯。音声・伴奏音楽・効果音などを記録する細い帯状の部分。また、そこに録音されている音楽や音声のこと。さらに、その音を収録してCDなどにしたアルバムのこと。サントラ。
サウンドばん【サウンド版】
音楽と音響だけで、会話の入っていないトーキー映画。サイレント映画とオールトーキー(全発声)映画との中間的なもの。
サウンドボード【sound board】
パソコンに音声の入出力機能を追加するための拡張ボード。ゲームサウンドや楽器の音源データを内蔵するほか、音声信号を光端子で出力できる機能をもつものもある。サウンドカード。
サウンドボックス【soundbox】
1 弦楽器の共鳴箱。 2 旧式の蓄音機で、針の振動を受けて音を再生する装置。