出典:gooニュース
“タフネゴシエーター”が伝授 トランプ氏との交渉術を赤沢大臣に指南していた「理ではなく…」
第1次トランプ政権時の日米貿易交渉に当たった茂木敏充元幹事長とともに、米側から「タフネゴシエーター(手ごわい交渉相手)」と評され、今回のトランプ政権との交渉役として、当初、茂木氏とともに「待望論」が出ていた人物。甘利氏は「赤澤大臣から訪米に関し緊急なアドバイスを求められました」と明かした上で「トランプ大統領には理でなく利で全てのストーリーを組み立てること。
元祖・タフネゴシエーター甘利氏も関税交渉で赤沢氏に助言「利で組み立てよ」、Xで明かす
甘利氏はオバマ米政権時に環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉を巡り、米政府に「タフネゴシエーター」(手ごわい交渉相手)と畏怖されるなど、タフな交渉力で知られる。赤沢氏の訪米を巡っては、第1次トランプ政権で日米通商交渉を担い、甘利氏と同じくタフネゴシエーターと称された自民の茂木敏充前幹事長も助言したと報じられる。
「タフネゴシエーター」自民・茂木敏充氏に野党が熱視線 対米交渉への再起用待望論高まる
トランプ氏もその手腕に太鼓判を押し、「タフネゴシエーター(手ごわい交渉相手)」との称号を与えた。こうした茂木氏の経歴を踏まえ、立憲民主党の野田佳彦代表は11日の記者会見で「経験を生かした交渉ができるのではないかというのが、私のアイデアだった」と述べた。野田氏は3月中旬から、米側との交渉は「茂木氏が担うべきだ」と周囲に繰り返していた。
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