タングステンこう【タングステン鋼】
鋼にタングステンを加えて耐熱性・耐磨耗性を高めた合金。切削工具などに利用。
タングステンタイプ【tungsten type】
電灯光用のリバーサルカラーフィルムのこと。写真電球のもつ色温度3200〜3400度ケルビンの光源の光質にカラーバランスを合わせて製造されたもの。
タングステンでんきゅう【タングステン電球】
フィラメントにタングステンを使った白熱電球。1908年に米国のクーリッジが発明。現在用いられている電球はほとんどがこれにあたる。タングステンランプ。
タングステンフィラメント【tungsten filament】
タングステンでできた細い線。タングステンは融点が高くて蒸発速度が遅く、細い線が容易に作製できる。白熱電球用のフィラメント、電子管での熱電子放出用、低融点物質の蒸着用の加熱線として利用される。
タングステンフィルム【tungsten film】
⇒タングステンタイプ
タングステンランプ【tungsten lamp】
⇒タングステン電球
タングステンさんカルシウム【タングステン酸カルシウム】
酸化カルシウムと酸化タングステンからなる複酸化物。CaWO4またはCa3WO6。前者は天然に灰重石として産出し、タングステンの主な鉱物資源となっている。X線、紫外線で青色蛍光を発し、X線写真の増感紙に用いられる。
タングステンカーバイド【tungsten carbide】
⇒炭化タングステン