《Palazzo Venezia》イタリアの首都ローマにある初期ルネサンス様式の宮殿。ベネチア広場に面する。15世紀半ば、後にローマ教皇パウルス2世となる枢機卿 (すうききょう) ピエトロ=バルボの館として建造。現名称は、16世紀半ばから18世紀末までベネチア共和国の大使館として使用されたことにちなむ。第二次大戦中、ムッソリーニが執務室を置き、バルコニーから広場の民衆に演説したことでも知られる。現在はルネサンス期を中心とする陶磁器、彫刻、タペストリー、武具などを展示する博物館、および図書館になっている。