三寸の見直し
《物の長さも測りようによっては3寸の誤差がある意から》物事は、詳しく点検すれば多少の欠点は見つかるということ。また、多少の欠点は見慣れれば気にならなくなるということ。
三寸俎板を見抜く
厚さ3寸のまな板の裏まで見通す。物事を見抜く力の鋭いことのたとえ。
さんずんくぎ【三寸釘】
かね尺で長さ3寸の釘。長さ1寸の釘にもいった。
さんずんなわ【三寸縄】
罪人を縛るときの縄のかけ方の一。後ろ手に縛り、上方に上げてその縄を首縄にかけ、首と手首の間を3寸ほどにして縛る方法。また、それに用いる縄。
さんずんにんじん【三寸人参】
ニンジンの栽培品種。根の長さが3寸くらいしかなく太い。西洋にんじん。
さんずんふりつ【三寸不律】
《「不律」は筆のこと》長さ3寸の短い筆。
さんずんもよう【三寸模様】
女性の着物で、模様が裾から鯨尺の3寸ほどのところまでにあるもの。