ふにんしゅじゅつ【不妊手術】
生殖腺を除去することなしに、生殖を不能にする手術。精管や卵管の結紮 (けっさつ) もしくは切断などの方法を用いる。日本では母体保護法に基づき、一定の条件のもとに認められている。→パイプカット
ふにんしょう【不妊症】
正常な性生活を継続しながら、妊娠しない状態。原因は生殖機能の未発達や機能不全、疾患などさまざまで、男性側に原因があるものを男性不妊症、女性側に原因があるものを女性不妊症という。また、一度も妊娠しない状態を原発性不妊症、妊娠の経験はあるがその後妊娠しない状態を続発性不妊症として区別することもある。→不妊治療 →不育症
ふにんちりょう【不妊治療】
避妊していないにもかかわらず2年たっても妊娠しない不妊状態を治療すること。排卵誘発剤やホルモン剤の投与などが一般的。
出典:gooニュース
政府と強制不妊手術の被害者側の定期協議が初開催「全面解決に全力で取り組む」三原こども政策相
政府と旧優生保護法の下で強制不妊手術を受けた被害者らの定期協議が27日、初めて開催された。
強制不妊手術の被害救済、原告側と国が初の定期協議 作業部会設置へ
1月施行の補償法は、不妊手術を受けた人に補償金1500万円、その配偶者に500万円、人工妊娠中絶の被害者には一時金として200万円を支払うと定めている。【塩田彩】
差別根絶へ定期協議の初会合開催 強制不妊被害者ら要望書提出
旧優生保護法下の強制不妊手術の被害者らは27日、差別根絶を目指し、東京都内で政府との定期協議の初会合に臨んだ。人権教育の推進や強制不妊の歴史的事実を伝える資料館の整備などを求める要請書を提出した。三原じゅん子こども政策担当相は「旧優生保護法問題の全面解決に向け、政府として全力で取り組みたい」と述べた。
もっと調べる