ふにんしゅじゅつ【不妊手術】
生殖腺を除去することなしに、生殖を不能にする手術。精管や卵管の結紮 (けっさつ) もしくは切断などの方法を用いる。日本では母体保護法に基づき、一定の条件のもとに認められている。→パイプカット
ふにんしょう【不妊症】
正常な性生活を継続しながら、妊娠しない状態。原因は生殖機能の未発達や機能不全、疾患などさまざまで、男性側に原因があるものを男性不妊症、女性側に原因があるものを女性不妊症という。また、一度も妊娠しない状態を原発性不妊症、妊娠の経験はあるがその後妊娠しない状態を続発性不妊症として区別することもある。→不妊治療 →不育症
ふにんちりょう【不妊治療】
避妊していないにもかかわらず2年たっても妊娠しない不妊状態を治療すること。排卵誘発剤やホルモン剤の投与などが一般的。
出典:gooニュース
旧優生保護法の強制不妊救済法で初の認定、9件支払い…1月末までに約210件の請求
救済法では、不妊手術を強制された人に1500万円、配偶者に500万円の補償金を支給。本人や配偶者が死亡している場合は、遺族が受け取れる。人工妊娠中絶手術を強いられた人には200万円を支払う。 本人や代理人が都道府県に請求し、こども家庭庁が記録などをもとに可否を判断する仕組み。
強制不妊、補償金支給法で9件認定 1月末時点で請求は212件
旧法下で不妊手術を受けた被害者に1500万円、配偶者に500万円を支給する。亡くなった場合は遺族が対象。中絶手術の被害者には200万円を支給する。旧法下での不妊手術は約2万5千件、中絶手術は約5万9千件とされる。(川野由起)
強制不妊の補償法で9件を初認定 旧優生保護法下で手術 請求212件 「支給を着実に」三原こども政策相
旧優生保護法の下で強制不妊手術を受けた人らに補償金などを支給する法律に関し、1月末時点で9件が認定されたことが明らかになった。
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