不束(ふつつか)
の例文・使い方・用例・文例(11)
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・・・時はもう明末にかかり、万事不束で、人も満足なものもなかったので、一厨役の少し麁鹵なものにその鼎を蔵した管龠を扱わせたので、その男があやまってその贋鼎の一足を折ってしまった。で、その男は罪を懼れて身を投げて死んで終った。その頃大兵が杭州に入り・・・
幸田露伴
「骨董」
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