出典:gooニュース
日米金融政策 世界を覆う不確実性の暗雲
トランプ米大統領が乱発する高関税政策で、米経済だけでなく世界経済の先行きが、異常な不確実性に覆われている。 米連邦準備制度理事会(FRB)も、日本銀行も、景気動向を点検し、金融政策の舵(かじ)取りを機動的に行う必要がある。
FRB政策変更急がず、不確実性の管理が最大課題=NY連銀総裁
ウィリアムズ総裁はこの見通しは「理にかなう」とした上で、リスクと不確実性の管理が現時点で最大の課題になっているとし、金利を巡る次の決定を「FRBは急いでいない」と語った。トランプ政権が掲げる関税措置の影響については、ある程度の情報は得られたものの、今後の展開を巡る不確実性はなお高いと指摘。物価への影響は政策の内容のほか、経済情勢に左右されると述べた。
英中銀、2会合ぶり据え置き 内外の不確実性「会合ごとに分析」
米国の関税発動発表を受け、報復措置を取る国が出るなど、世界貿易政策の不確実性が高まっていると指摘。「他の地政学上の不確実性も高まっている」とし、ドイツの財政政策転換に言及した。今年のインフレ率のピークの予測は第3・四半期で3.75%とし、2月予想の3.7%から若干上方修正した。
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