姓氏の一。
よさのあきこ【与謝野晶子】
[1878〜1942]歌人。堺の生まれ。旧姓、鳳 (ほう) 。鉄幹の妻。新詩社を代表する歌人として雑誌「明星」で活躍、明治浪漫主義に新時代を開いた。歌集「みだれ髪」「小扇」「舞姫」「恋衣」(共著)、現代語訳「源氏物語」など。
よさのてっかん【与謝野鉄幹】
[1873〜1935]詩人・歌人。京都の生まれ。本名、寛 (ひろし) 。落合直文の門に入り、浅香社に参加、短歌革新運動を興した。のち新詩社を創立し、「明星」を創刊、主宰。妻晶子とともに明治浪漫主義に新時代を開き、新人を多く育成した。歌論「亡国の音 (おん) 」、詩歌集「東西南北」「紫」、訳詩集「リラの花」など。
よさのひろし【与謝野寛】
⇒与謝野鉄幹 (よさのてっかん)
出典:青空文庫
・・・あろうか、それとも、与謝野晶子、斎藤茂吉の初期の短歌の如く新・・・ 織田作之助「可能性の文学」
・・・り表現しているのは、与謝野晶子の新体詩である。それは、明治三十七年・・・ 黒島伝治「反戦文学論」
・・・する詩歌についても、与謝野晶子の「君死にたまふことなかれ」、石川啄・・・ 黒島伝治「明治の戦争文学」