ちゅうごくじどうしゃどう【中国自動車道】
中国縦貫自動車道の通称。大阪府吹田市から岡山県津山市・広島県三次 (みよし) 市を経て山口県下関市に至る高速道路。昭和58年(1983)全通。
ちゅうごくしゅ【中国酒】
中国産の酒。醸造酒では紹興 (しょうこう) 酒、蒸留酒では茅台 (マオタイ) 酒など。
ちゅうごくじんみんぎんこう【中国人民銀行】
中華人民共和国の中央銀行。1948年設立。1949年の中華人民共和国の設立から1983年までは金融(貨幣)政策、通貨(為替)政策および中央銀行機能と市中銀行機能の両方を有する中国唯一の銀行であった。以後、徐々に機構改革を重ね、市中銀行機能の分離や政策銀行の設立、銀行監督機能の分離などを行っている。通貨価値の安定を第一目標とし、1995年の「中国人民銀行法」の制定により中央銀行として法的根拠が与えられた。
ちゅうごくせいばつ【中国征伐】
天正5年(1577)以降、織田信長が羽柴秀吉を指揮官として、宇喜多・毛利氏らの勢力圏である中国地方を攻めた戦い。天正10年(1582)、本能寺の変により秀吉と毛利氏の間に和議が成立した。
ちゅうごくたんだい【中国探題】
鎌倉幕府の職名。蒙古に対する防備の必要から長門 (ながと) ・周防 (すおう) の2国兼任の守護として北条一門の者が任じられ、のち、探題と称して中国地方の軍事・行政を管掌。長門探題。長門周防探題。
ちゅうごくちほう【中国地方】
本州西部、岡山・広島・山口・鳥取・島根5県のある地方。
ちゅうごくちゃ【中国茶】
中国で作られる茶の総称。烏竜茶 (ウーロンちゃ) ・普洱茶 (プーアルちゃ) ・ジャスミン茶などがある。
ちゅうごくてつがく【中国哲学】
中国において発達した哲学思想の総称。春秋・戦国時代に輩出した儒家・道家・陰陽家・法家・名家・墨家などの諸子百家や、12世紀に現れた朱子学など。
ちゅうごくふく【中国服】
中国人が着る伝統的な衣服。上衣と下衣とに分かれたものと、足首まで届く長衣のものとがある。日本では、旗袍 (チーパオ) とよばれる、婦人用の盤領 (あげくび) ・筒袖で裾の長いワンピース形式のものをいうことが多い。→人民服
ちゅうごくぶんがく【中国文学】
中国で発達した文学。20世紀初めの文学革命以前の古典文学と、以後の現代文学に大別する。前9世紀ごろの詩を含む「詩経」を最古の作品とし、詩文にすぐれた作品が多いが、元・明代以降は小説や戯曲も発達した。古典文学は日本文学に大きな影響を与えた。