交感（こうかん）とは？意味・読み方・使い方

ブックマークへ登録

こう‐かん〔カウ‐〕【交感】
の解説

［名］(スル)互いに感じ合うこと。心が通じ合うこと。「霊との—」

「いのちといのちの温かな—は」〈倉田・愛と認識との出発〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

交感の慣用句・熟語(3)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

こうかんしんけい【交感神経】

副交感神経とともに、高等脊椎動物の自律神経系を構成する神経。脊柱の両側を走る幹から出て内臓や血管・消化器・汗腺などに分布。心臓の働きの促進、血管の収縮、胃腸の働きの抑制、瞳孔の散大などの作用がある。
こうかんしんけいせつ【交感神経節】

中枢の交感神経から出たニューロンが、末梢へ向かうニューロンと交代する所。脊柱の両側に二十数対あるほか、腹大動脈などにもある。
こうかんしんけいでんたつぶっしつ【交感神経伝達物質】

交感神経から分泌される神経伝達物質。ノルアドレナリンのこと。

交感の前後の言葉

交感の例文(4)

出典：青空文庫

･･･に活きた人生の生命的交感とをもって、よく倫理学の本質的に重要な諸･･･倉田百三「学生と教養」
･･･のあわれみが肉体的な交感にまで現実化していない者は、いわゆる「助･･･倉田百三「学生と先哲」
･･･りで、私とも精神的な交感が通っていた。　映画にとりたいという申込･･･倉田百三「『出家とその弟子』の追憶」

もっと調べる

新着ワード

goo辞書とは

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典（国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など）と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。