きぎょうぶっかしすう【企業物価指数】
企業間で取引される財(商品)の価格の変動を示す指数。国内企業物価指数・輸出物価指数・輸入物価指数で構成され、日本銀行が月次で公表している。企業向けサービス価格指数がサービスを対象とするのに対し、企業物価指数は工業製品・農林水産物・鉱産物・電力・都市ガス・水道などを対象とする。商品の需給動向を把握し、景気動向・金融政策の判断材料を提供する。時価で表示される名目額から価格変動要因を除去して実質額を算出するデフレーターや、企業間で商品価格を決定する際の参考指標としても利用される。CGPI(Corporate Goods Price Index)。
きぎょうべつくみあい【企業別組合】
企業別または事業所別に組織される労働組合。日本にはこの種の組合が多い。→産業別組合 →職業別組合
きぎょうポータル【企業ポータル】
《corporate portal》⇒企業情報ポータル
きぎょうむけサービスかかくしすう【企業向けサービス価格指数】
企業間で取引されるサービスの価格の変動を示す指数。日本銀行が月次で公表している。企業物価指数が商品を対象とするのに対し、企業向けサービス価格指数は金融・保険・不動産賃貸・運輸・情報通信・広告・リース・レンタルなどのサービスを対象とする。サービスの需給動向が反映されることから、マクロ経済分析の材料の一つとされる。また、時価で表示される名目額から価格変動要因を除去して実質額を算出するデフレーターや、企業間でサービス価格を決定する際の参考指標としても利用される。サービス価格指数。CSPI(Corporate Service Price Index)。→SPI
きぎょうようざいさん【企業用財産】
昭和23年(1948)施行の国有財産法上の行政財産の一種。国の企業またはその企業に従事する職員の住居用の財産をいう。
きぎょうれんごう【企業連合】
⇒カルテル
きぎょうかいけいきじゅん【企業会計基準】
企業会計基準委員会(ASBJ)が制定する、日本における財務会計の基準。「棚卸資産の評価に関する会計基準」「連結財務諸表に関する会計基準」など、個別の論点ごとに作成・公表され、企業会計原則に優先して適用される。→国際会計基準(IAS)
きぎょうきんゆうしえんとくべつオペレーション【企業金融支援特別オペレーション】
日銀が企業金融の円滑化を目的として実施した貸付制度。平成20年(2008)の金融危機以降の企業金融情勢を受けて、同年12月から平成22年(2010)3月まで実施。金融機関を対象に、社債・CPなどを担保として、担保の枠内で無制限に資金を貸し付けた。
きぎょうさいせいしえんいいんかい【企業再生支援委員会】
企業再生支援機構の委任を受けて、申請企業に対する再生支援の可否を判断する組織。
きぎょうさいせいしえんきこう【企業再生支援機構】
有用な経営資源を有しながら過大な債務を抱える企業の経営再建を支援するために設立された官民ファンド。株式会社。平成21年(2009)に発足し、平成22〜24年(2010〜2012)には日本航空の再建を主導。平成25年(2013)、地域経済の活性化や中堅・中小企業の事業再生に向けた支援機能を強化するため改組され、地域経済活性化支援機構に改称。ETIC (エティック) (Enterprise Turnaround Initiative Corporation of Japan)。