さぶらいそう【侍僧】
「侍法師 (さむらいほうし) 」に同じ。「—に至るまで、経正 (つねまさ) のたもとにすがり」〈平家・七〉
さぶらいだいしょう【侍大将】
⇒さむらいだいしょう
さぶらいどころ【侍所】
1 平安時代、院・親王・摂関・公卿家などに仕え、その家の事務をつかさどった侍の詰め所。また、警護の武士の詰め所。さむらいどころ。 2 ⇒さむらいどころ2・3
さぶらいな【侍名/候名】
下﨟女房 (げろうにょうぼう) が宮仕えのときに用いる名。「ひさしき」「ゆりはな」「つる」「かめ」の類。
さぶらいびと【侍人】
貴人のそばに仕える人。侍者。おつき。「—呼びつけ、ものなど言ひたるけはひも」〈能因本枕・一二四〉
さぶらいみょうり【侍冥利】
「侍冥利 (さむらいみょうり) 」に同じ。
さぶらいわらわ【侍童】
貴人のそばに仕えて雑務をする少年。さむらいわらわ。「をかしげなる—の姿好ましう」〈源・夕顔〉