こたいがいねん【個体概念】
⇒単独概念
こたいぐん【個体群】
一定の時間と空間内に生活する生物個体の集まり。同種のものについていうが、広義には異種の集まりにもいう。
こたいぐんせいたいがく【個体群生態学】
生物の個体群の動態を、個体間の相互作用と環境との関係から説明しようとする学問。
こたいしゅぎ【個体主義】
世界は個体からなり、それらだけが真実在であって、普遍的なものは第二義的、非本質的なものにすぎないとする立場。個体を個々人ととれば、個人主義を意味する。
こたいはっせい【個体発生】
生物の個体が有性的には受精卵または単為生殖卵から、無性的には芽や胞子から、完熟した成体になるまでの過程。→系統発生
こたいへんい【個体変異】
同一種の生物の中で、遺伝子や染色体に関係なく、環境の影響によって生じた個体の形質の変異。環境変異。彷徨 (ほうこう) 変異。
こたいしきべつじょうほう【個体識別情報】
⇒個体識別番号
こたいしきべつばんごう【個体識別番号】
1 携帯電話などでウェブサイトにアクセスするとき、ウェブサーバーに送信される契約者の識別番号。ウェブ上の各種サービスやアプリケーションなどを再度利用する際、この識別番号によって認証され、ログイン作業を省略することができる。また、通信事業者は、どの通信がどの携帯電話から行われたかを特定できる。契約者固有番号。 2 牛肉トレーサビリティー法に基づいて、すべての国産牛に出生段階から割り当てられる10桁の固有の番号。食肉として売る場合、小売店・飲食店などはこれを表示する義務がある。ひき肉・内臓肉・牛肉加工品などは表示義務の対象外。 [補説]1は、事業者によって機能とその呼称が異なり、NTTドコモでは端末製造番号や個体識別情報、ソフトバンク(旧ソフトバンクモバイル)では端末シリアル番号、auグループではサブスクライバIDなどとよぶ。
こたいさ【個体差】
同一種の生物の、個体間にみられる差異。