出典:gooニュース
プロ野球選手会「保留制度」公正取引委員会に申し立て検討「独禁法違反」主張
労組・日本プロ野球選手会(会沢翼会長=広島)は23日、札幌市内で臨時大会を開催し、一つの球団が選手と契約交渉する権利を独占する保留制度が独禁法違反に当たると考え、公正取引委員会への申し立てを検討していると明かした。選手会側は「保留(選手)名簿に(名前が)載っていれば移籍できない仕組み」であり、「独占禁止法違反」と主張した。
プロ野球選手会 公正取引委員会に申し立て検討 保留制度は独占禁止法違反か 「第三者の考えを」
日本プロ野球選手会は23日、札幌市内で開かれた臨時大会後に、一つの球団が選手と契約交渉する権利を独占する保留制度が独禁法違反に当たると考え、公正取引委員会に審査の申告を検討していることを明らかにした。 フリーエージェント(FA)権の取得年数の短縮などを求めて日本野球機構(NPB)と交渉しているが、議論が停滞。森忠仁事務局長は「話し合いで解決できていない。
日本プロ野球選手会 公正取引委員会への申し立てを検討 保留制度が独占禁止法に違反すると主張
同会の森忠仁事務局長は、これまでNPBと断続的に話し合っているプロ野球の保留制度が独占禁止法に反するとして、公正取引委員会への申し立てを検討していることを明かした。 現行の制度では、球団側が選手に対しFA以外での移籍や他球団との移籍交渉を認めていない。同会の山崎弁護士は「今の制度は契約期間が終わっても移籍を妨害するというか、移籍を止めることができる。
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