ろうどうとう【労働党】
労働者階級の利害を代表する政党。 英国の政党。1900年に結成された労働代表委員会が始まりで、1906年に労働党と改称。1924年以降、保守党と並ぶ二大政党の一となり、重要産業の国有化、社会保障などの政策を実施した。 イスラエルの政党。1968年結党で初代党首はベングリオン。右派リクードに対する二大政党としてパレスチナと融和的な政策をとるが、ラビンやペレスなど軍出身者が多い。中道のカディマ発足後は衰退傾向。
ろうどうのうみんとう【労働農民党】
大正15年(1926)創立の無産政党。当初は左派を除外して結成、同年末に左派中心で再建。昭和3年(1928)第1回普通選挙で2名の当選者を出したが、三・一五事件で弾圧を受け、解散させられた。労農党。
ろうどうび【労働日】
1 労働者が労働契約上、労働の義務を負う日。 2 1日の労働時間を1単位としていう称。
ろうどうぶんぱいりつ【労働分配率】
企業が生み出した付加価値のうち、人件費として労働者に支払われた割合。企業が生み出した付加価値は労働者・資本・租税に分配されるが、このうち労働者の取り分を示す。
ろうどうほう【労働法】
資本主義社会において、労働者が労働によって生存を確保しうることを目的とする法規の総称。労働組合法・労働関係調整法・労働基準法・最低賃金法・職業安定法・労働者災害補償保険法など。
ろうどうもんだい【労働問題】
資本主義社会における労使の対立から生じる諸種の社会問題。
ろうどうりょく【労働力】
物を生産するために費やされる人間の精神的、肉体的な能力。
ろうどうりょくじんこう【労働力人口】
15歳以上の人口のうち、就業者と完全失業者の合計。→就業人口 →失業人口
ろうどうりょくちょうさ【労働力調査】
労働力統計を作成するために、総務省が毎月行う基幹統計調査。月々の就業・失業の状態を把握し、景気判断や雇用対策などの基礎資料を得るため、全国から無作為に抽出した約4万世帯の15歳以上の世帯員10万人を対象に、就業状態・就業時間・仕事の種類・就業希望の有無などを調査する。第1回の調査は昭和21年(1946)。
ろうどうりょくりつ【労働力率】
就業者数と完全失業者数とを合わせた労働力人口が15歳以上の人口に占める割合。労働力人口÷15歳以上の人口(生産年齢人口)×100の数値で示す。