勿論(もちろん)
の例文・使い方・用例・文例(32)
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・・・ある一つの有力な賓辞に対する狭小な認識はそれが批評となって現わされたとき、勿論芸術作品の成長範囲をも狭小ならしめることは、一例を取るまでもなく明かなことである。最近遽に勃興したかの感ある新感覚派なるものの感覚に関しても、時にはまた多くの場合・・・
横光利一
「新感覚論」
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・・・そういう時は、徳蔵おじは、いつも畏って奥様の仰事を承っているようでした。勿論何のことか判然聞取なかったんですが、ある時茜さす夕日の光線が樅の木を大きな篝火にして、それから枝を通して薄暗い松の大木にもたれていらっしゃる奥さまのまわりを眩く輝か・・・
若松賤子
「忘れ形見」
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