かがくレーザー【化学レーザー】
化学反応で励起された分子による誘導放出を利用するレーザー。ケミカルレーザー。
かがくそせい【化学組成】
ある物質を構成する元素や化合物などの化学成分が、それぞれどれくらいの比率で含まれているかを示したもの。組成式で表したり、各化学成分の質量、体積、物質量の百分率を用いたりする。
かがくねんりょうロケット【化学燃料ロケット】
⇒化学ロケット
かがくロケット【化学ロケット】
燃料の燃焼(化学反応)を推力として利用するロケットの総称。固体ロケット、液体ロケットがあり、いずれも燃料と酸化剤を燃焼室で燃焼し、高温・高圧のガスを発生させ、ノズルから超音速で噴き出すことで推力を得る。化学燃料ロケット。
かがくごうせいせいぶつぐんしゅう【化学合成生物群集】
太陽光が全く届かない深海底において、湧出するメタンや硫化水素を含む熱水または冷水に依存する生物群集。体内にメタンや硫化水素からエネルギーを生み出す細菌が共生するシロウリガイ、ユノハナガニ、チューブワームなどが知られる。また、クジラの骨を栄養源とする鯨骨生物群集も含まれる。
かがくてききょせい【化学的去勢】
⇒薬物去勢
かがくとくいせい【化学特異星】
外層大気の化学組成の違いによって通常の恒星と異なるスペクトルを示す特異星の一種。ある特定の元素の輝線や吸収線が見られ、強い磁場をもつものもある。
かがくしんどう【化学振動】
⇒振動反応
かがくきょうかガラス【化学強化ガラス】
表面を化学処理することで強化したガラス。ガラスを溶融した硝酸カリウムに漬け、表面のナトリウムイオンをカリウムイオンに置き換えると、そのイオン半径の違いから圧縮応力層が形成され、強度が増す。薄いガラスでも処理が可能なため、大型のフラットパネルディスプレー、タブレット型端末やスマートホンのタッチパネルディスプレーなどに利用される。
かがくしゅうしょく【化学修飾】
たんぱく質やDNAなどの生体高分子に含まれる特定の官能基を化学的に変化させて、活性や反応性などの機能を変化させること。