たいふうのめ【台風の目】
1 台風の中心の、風が弱く、雲が切れた区域。台風眼 (たいふうがん) 。《季 秋》「梯子 (はしご) あり—の青空へ/三鬼」 2 激しく動いている物事の中心にあり、それを引き起こす原因となっている人や物。「今大会で—となる選手」 [補説]書名別項。→台風の眼
たいふういいんかい【台風委員会】
北西太平洋または南シナ海で発生する台風の観測と災害防止のための国際組織。1968年アジア太平洋経済社会委員会とWMO(世界気象機関)によって設立。日本を含む12か国および2地域が参加。事務局はフィリピンのマニラ、情報交換の中心「太平洋台風センター」は日本の気象庁におかれている。2000年以降、台風の国際名は参加各国語により命名。
たいふういっか【台風一過】
台風が通り過ぎたあと、空が晴れ渡りよい天気になること。転じて、騒動が収まり、晴れ晴れとすること。
たいふうぎんざ【台風銀座】
台風の通過が多く、被害を受けやすい地域。沖縄・九州・四国地方から、近畿地方南部にかけてをさすことが多い。