よしのしずか【吉野静】
ヒトリシズカの別名。《季 春》 [補説]曲名別項。→吉野静
よしのじんぐう【吉野神宮】
奈良県吉野郡吉野町にある神社。旧官幣大社。祭神は後醍醐天皇。明治22年(1889)創建。
よしのすぎ【吉野杉】
吉野山から産する杉材。古くは吉野川に流して和歌山に出し、京都などへ送られた。酒樽 (さかだる) などに使用。
よしのちょう【吉野町】
⇒吉野
よしのちょうじだい【吉野朝時代】
日本の南北朝時代を、南朝が正統とする立場から呼んだ称。
よしのぬり【吉野塗】
吉野地方産の漆器。膳 (ぜん) ・椀 (わん) の類が多く、吉野絵とも称されるものは黒漆地に朱漆で木芙蓉 (もくふよう) などを描く。
よしののあんぐう【吉野行宮】
延元元年=建武3年(1336)から正平3年=貞和4年(1348)まで、吉野に逃れた後醍醐天皇の行宮。吉野宮 (よしののみや) 。
よしののみや【吉野宮】
吉野町宮滝にあったと推定されている古代の離宮。斉明・天武・持統・文武・元正・聖武など各天皇の行幸があった。 ⇒吉野行宮 (よしののあんぐう)
よしのびな【吉野雛】
木彫りで彩色した、立ち姿の雛人形。
よしのみくまりじんじゃ【吉野水分神社】
奈良県吉野郡吉野町吉野山にある神社。主神は天水分命 (あまのみくまりのみこと) 。本来は水の分配をつかさどる神だが、「みくまり」が訛 (なま) って「みこもり(御子守)」となり、子守・子授けの神として祭られるようになったといわれる。本殿などの社殿は、慶長9年(1604)に豊臣秀頼 (ひでより) が再建したもので、国の重要文化財。平成16年(2004)「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産(文化遺産)に登録された。通称、子守明神。