出典:gooニュース
基金の「含み損」23億円など争点に 福岡・福津市長選で現職落選
市長選では、県の洪水浸水想定区域で進む小学校新設の是非や、市の基金で買った債券の時価値下がりで約23億円(昨年9月時点)の「含み損」が生じた問題で、現市政が問われる展開だった。 福井氏は、個人・法人の市民税の5%減税を訴えたほか、企業誘致や起業家支援による市の増収を公約に掲げた。唯一の30代候補であることや、自身も子育て世代であることをアピールしていた。
基金23億円含み損、「マイナス金利転換」影響で時価下落 福津市
福岡県福津市が市の基金から約74億円を使って購入した長期の国債や社債について、マイナス金利政策転換の影響を受けて時価が下がり、昨年9月時点で約23億円の「含み損」が生じていることがわかった。
自治体基金、債券に多額含み損 金利上昇で時価下落
低金利下で長期の債券を多く買った自治体ほど金利上昇で含み損を抱える構図となっている。 2019~20年に約74億円を投じ、国債と社債を購入した福岡県福津市は昨年9月末時点で、約23億円の含み損が判明した。日銀のマイナス金利政策により銀行に預けても利子収入が見込めず、「自主財源確保のため、債券運用の割合を増やした」(原崎智仁市長)という。現金確保のため売却、一部は損失が確定している。
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