出典:gooニュース
市村正親、伝説の喜劇王・榎本健一役に意欲「久々に大きな山だと」
伝説の喜劇王・榎本健一(エノケン)の人生を描き出す注目の舞台で、主役の榎本健一を演じる市村正親が4月、大阪市内で会見をおこなった。 高い身体能力と音楽性を武器に、戦前から戦後にかけて大きな人気を博した榎本健一。私生活では離婚、一人息子の死、病気で足を切断などの悲劇に見舞われながらも、死の直前まで笑いを追求しつづけた。
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日本の喜劇王“エノケン”こと榎本健一の波乱の人生を作・又吉直樹、演出・シライケイタで描く。1970年(昭45)に死去した榎本とは直接会ったことはなく、CMで見ていた印象だが、「日本人の誰もが知っている有名人をやるということで、とてもやりがいのある役と出会った。ここまで頑張ってきたからこそ、こういう役と出会ったのかな。日ごろの私の努力をほめてやりたい」と誇らしげ。
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最後に「俳優生活53年、いよいよ喜劇王・榎本健一を演ずる機会をいただくわけですけど、歌って踊って芝居をして、とても激しい人生を送った榎本健一を又吉さんの脚本とシライケイタさんの演出でみなさまにお目にかける。こんなに人生が詰まってて、終わったあとは席を立てなかったくらいのものをお見せする覚悟でいますので、ご期待ください」とアピールした。
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